2018年12月31日大晦日の高尾山 | スーパーB級コレクション伝説

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平成30年12月31日午前6時40分、高尾駅地到着。

朝3時半に起きて5時9分の電車に乗りました。

本年2回目にして最後、平成最後の大晦日に高尾山に登ります。

この日は高尾駅北口からバスで日影へ、日陰から日陰林道を通り小仏城山→紅葉台下北側巻道→高尾山西山頂下→5号路北ルート→山頂下スーパートイレ→4号路→浄心門→1号路→金比羅台→1号路→高尾山口駅、というルートで歩きました。

 

 

 

日影のキャンプ場のネコ。

冬の間は無人のキャンプ場ですが、餌をやる人がいるのでしょうか。

 

 

日陰林道、路面を流れる湧き水が凍っています。

 

 

 

しばらく歩くと目の前が開けてきました。ここ数年続けられているヒノキなどの針葉樹の伐採事業だと思われます。花粉の出る杉やヒノキを伐採して、広葉樹や花粉の出ない品種の針葉樹に植え替える事業です。

 

 

 

 

日陰林道の正式名は萩原作業道と言うんですね。

 

 

なかなか迫力のある光景です。

 

 

 

林道の途中にある車止め。山頂の茶店の人はここの鍵を開けて車で登ってきます。

 

 

 

車止めからちょっと上がったところで倒木がガードレールを潰していました。

画面右側の斜面の木が倒れたものだと思われます。道路上は伐採して片付けられていますが、どうやら昨秋の台風24号の被害のようです。

24号は関東の平野部でも強風に運ばれた海水が塩害を引き起こし、植栽や農作物に大きな被害を与えるという未曽有の台風でしたが、高尾山系にも甚大な被害を与えたようです。

 

 

 

 

車止めからしばらく歩くと、道端に白いものが見えました。マナーの悪い登山客が落としたティッシュペーパーかと思ったのですが、これが高尾山の妖精、シモバシラでした。

 

 

 

地下の根が吸い上げた水分が、枯れた茎から水蒸気として沁み出し、それがこおったものだそうですが、何とも優雅なものです。

 

 

 

 

高尾山は四季折々何度も登っていますが、このシモバシラに出会ったのは初めてです。

 

 

 

 

小仏城山の山頂が見えてきました。

 

 

 

林道からは遠く丹沢が見渡せます。

 

 

 

よく目を凝らすと、遠くに海のようなものが。

 

 

 

望遠レンズで見ると、どうやら相模湾と江の島のようです。手前の光っているものは一丁平の東屋だと思います。

 

 

 

9時8分小仏城山山頂到着。日陰のバス停から約2時間半、9か月ぶり、しかもかなり運動不足の状況での登山でしたので、とにかく無理せずゆっくりしたペースで登ることに専念しました。

 

 

山頂から富士山が良く見えました。

 

 

 

小仏城山から高尾山山頂方向へほんの数メートル降りたところに倒木が放置されていました。

引っかかっていてしっかりしているので一応安全なのですが、やっぱり下をくぐる時は気持ちが良い物ではありません。

 

 

 

紅葉台の北側の巻道ではまた美しいシモバシラに出会うことが出来ました。

 

 

 

4号路のつり橋付近。

観光客の多いこのルートを歩くことはほとんどないのですが、久しぶりの高尾山なのであまり通ったことのないルートにしました。

 

 

 

 

 

吊り橋を渡ってしばらく行ったところに大きな倒木がありました。手前の登山道の下は深い谷になっています。斜面の上の折れたところから倒れたのだと思われます、かなりの大木です。

 

 

 

これがその倒木。道をふさいでいた部分は取り除かれていますが、樹齢200年以上はあろうかという大木です。残念なことに多くの落書きで覆われています。登山客だけではなく、気軽に上がってくる観光客が多い4号路ならではの光景かも知れません。

かなり立派な木ですので、麓まで搬出することが出来れば、かなりの値段が付くと思うのですが。

 

 

 

 

4号路と1号路浄心門との合流地点。

水道の設置工事の時はここから4号路に作業車が入れるように拡幅されていましたが、かなり元の雰囲気に戻っています。

 

 

 

猿園近くの蛸杉。

 

 

 

 

ゲーブルカー駅を過ぎ、金比羅台で一休みと昼食。

 

 

金比羅台から都心部の眺め。

 

 

 

12時50分、高尾山口到着。

6時40分に高尾駅に到着してから6時間、たっぷり楽しみました。予定では12時までに下山するつもりでしたが、良いペースだったと思います。

平成30年最後の日、最高の締めくくりとなりました。