高尾山 景信山 2011.10.07 | スーパーB級コレクション伝説

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ほぼ週刊チョロQ通信の兄弟ブログ。チョロQ、モータースポーツ以外の、グルメ、変なものコレクションなどを紹介してゆきます。


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 高尾山口駅前8時7分。

 すっかり秋めき、絶好の登山日和になりました。



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 まったくうかつだったのですが、9月21日の台風の影響で、あちこちのルートが通行止めになっています。

 二週間ほど1号路も通行止めだったようですが、このルートは実は山頂の茶店や薬王院の生命線ともいえる車道でなので、ここが使えない間はかなり大変だったのではないでしょうか。




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 この日は6号路を飛び石の下まで行き、そこから稲荷山ルートへ抜けるつもりでしたが、飛び石まで来てビックリ仰天。

 この写真、飛び石ですヽ(*'0'*)ツ

 まるで伐採した木の枝のごみ置き場のようになっています。まったく上が見えません。ここの復旧にどれだけの時間がかかるのか・・・・・・。





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 で、当然ここも通行止め。

 この惨状を右に見ながら予定通り稲荷山ルートに抜けます。




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 当初は山頂下の5号路の南ルートを使って紅葉台の下に抜けるつもりだったのですが、景信山までの登山道の状況をビジターセンターに確認するために山頂に登りました。

 展望台から道志方向を望みます。かすかに富士山が見えているのですが・・・・・・・。





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 同じ場所からアップで撮ったものを画像調整してみました。

 1時間早かったらもう少し鮮明に見えていたかもしれません。




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 紅葉台から少し西に行ったところに太い桜の木が倒れていました。





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 この木はNHKのニュース番組でも取り上げられていました。

 こんな風に根元を回って通過することができます。


 今回かなり多くの倒木があったのですか、不思議なことに殆どが地盤が緩い谷側ではなく山側に倒れています。しかも方向は南から北方向と東から西方向。たぶんこの方向に斜面を噴き上げるように強風が襲ったのだと思わます。根こそぎ・・・という言葉は本来違う意味ですが、まさに根ごと一回空中に持ち上げられたのではないかと思うほどの倒れ方でした。





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 小仏城山の山頂に来ると、何やら工事中・・・・。

 またウッドデッキを作るのかな?と思って監督さんに聞くと、斜面の改良工事(土止め)の工事だそうで。

 雨が降ると斜面を水が流れて斜面下のトイレの浄化槽があふれてしまうので、その対策だそうです。

 





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近年高尾山のあちこちでウッドデッキがはびこっているので、嫌な予感がしたのですが、良かった良かった。






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 城山山頂のちょっとしたのNTTの中継基地も工事中。

 ここには大きな建屋があったのですが、きれいになくなっており、新しい建物の基礎と思われる工事が進行中でした。

 こんあな山の上にどうやって資材を運ぶのでしょう?小さいものは日陰林道で運ぶのでしょうが、鉄塔の部品はやっぱりヘリかなあ?






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 11時35分、小仏峠到着。



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 中央道上り、渋滞しています。





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 道中、このような新しい道標をいくつか見かけました。

 色は今までのものよりかなり濃く、のぼり、下りのルートは案内板もそれに合わせた角度が付いていて、かなりわかりやすくなっています。




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 セルフポートレート、中央道小仏トンネルの真上あたりで。

 この辺りの登山道はこのような石が露出した部分が多く、滑りやすい。





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 中央道と裏高野の集落、JR中央線。奥は圏央道の橋脚と八王子ジャンクション。





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 景信山山頂到着12時25分。

 予定より30分ほど遅れて到着しました。

 本来なら3時間ほどのコースなのですが、三か月ぶりの山行だったので、とにかくスローペースを心がけました。





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 景信山山頂からの西武ドーム。






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 30分ほど休憩し昼食を取ってから下山。

 今回は小仏には出ずに、小下沢(こげさわ)を通って日影沢に出るルートを選択しました。


 山頂下のトイレから少し行ったところに杉の倒木が・・・・。




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 風で無残に折れてしまっているのですが・・・・・。






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 折れた先が裂けて、どういう訳かこのように幹の繊維がまるで飴細工かヌードルのように丸まってしまっています。

 瞬間的にかなり大きな力が加わったのだと思いますが、こんなの初めて見ました。







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 いよいよ小下沢への分岐です、ここからは未知のルートです。




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 しばらくは整備された道が続くのですが、あっと言う間にこのよなけもの道状態に。

 崩落跡のかなり狭い場所や、一直線の長い坂道があったり、けっこうおもしろいルートです。しかし、ここも倒木が多い。メジャーなルートではないので復旧はかなり遅れるでしょう。




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  ルートの終点。このあたりは砂利窪と呼ばれる場所。角の尖った砂利が多く、まさにその名の通りの場所です。




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 沢に渡した橋を渡って林道に出ると、このような小屋がありました。

 案内板が立っており、何らかの観光用の施設のようです。営林署の施設かもしれませんが、実はここまで来てかなり足が痛くなっており、ほんの20メートルほどの距離にある看板を確認するのが躊躇われました。

 

 ゆっくり歩いたんですが、やっぱり駄目でしたね。

 下りで石の浮いた道だったので、下りですっかりやられました。下りはどうしても力が入りますから。


 足、と言っても、私の場合親指の付け根が痛くなるんです。

 たぶん、間接の間の軟骨の摩耗と減少が原因、つまり老化現象ですね。

 昼飯休憩では必ず靴を脱いでマッサージをするようにはしていますが・・・。

 軽めのスニーカーだと足への負担は少ないのでしょうが、そうなると捻挫が怖いし・・・悩ましいです。


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 林道にゲートがあって、こんな標識が立っています。



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 こんな林道が延々4キロほど続きます。このルート失敗したと思う瞬間。




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  林道の終点近く、見事な梅林です。この辺りまで来ると中央道の音が聞こえてきます。






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 中央高速の下をくぐると、JR中央線。カーブをしながらかなり近くに列車が迫って来ます。カメラマンが一人写真を撮っていました。





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 中央線を左に見ながら坂を下りると、線路をくぐるトンネルに出ます。この道は江戸時代の甲州街道。右に行くと小仏峠。ここを左に折れ、少し進んで日影沢林道に合流します。





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日影沢のバス停で20分程待ってバスで高尾駅へ。圏央道、だいぶ出来上がっています。よく見ると橋の向こうにトンネルの入り口が見えます。

 あんな高い所にトンネルを掘っているんですね。