暮れも押し迫った12月26日、思い立って高尾山に行ってきました。京王線の車内はすでに正月一色です。
人っ子一人いない高尾山口駅。それもそのはず、まだ7時前です。この日は昼過ぎから雨の予報だったので、昼までには下山しようと思い始発電車でやってきたのです。
この日の相棒はこのオスプレイ・ストラトス26、ある懸賞で貰ったものだが今回初めて使ってみた。
高尾病院の手前から6号路に入ります。
こんな格好で行きました。
山用のパーカーがボロボロになってしまったため、急遽F1の時にもらったスタッフジャンパーを着込みました。
この段階で新しいリュック、オスプレイが意外に使いづらいことに気付く。
まず便利そうだと思っていた腰ベルトのポケット、これが本体に近く、かなり後ろ側に付いているのでしょったままでは非常に使いにくい、ポケットが視界に入らないのだ。更に本体にポケットがないため、ちょっとした小物や行動食の出し入れに非常に不便。見た目はなかなかカッコいいのですが、私のスタイルには合わないようです。
飛び石の下から稲荷山ルートへ、途中2回休憩してここまで1時間ちょっと。今回は写真撮影を極力少なくしましたが、半年ぶりなので無理は禁物。
山頂。
意外に丹沢は良く見えますが、さすがに富士山は無理だったか・・・
と、思ったのですが、画像をよく見ると雲の間から雪の山肌が見えています。
ほとんど人がいません、8時57分。
山頂下のいつもの東屋で休憩、ネコが餌をねだりに来ました。小仏城山の山頂にもよく太ったネコが二匹いました。どうやら捨て猫みたいです。
山頂から階段を下りて紅葉台の南側を歩く。この辺りは登山者もほとんど通らず、時代劇のロケにでも使えそうな風情です。
途中比較的新しい倒木がありました。高尾山は管理がしっかりしていて倒木もけっこう早く処理されます。さほど太い木ではなかったので、晩秋の台風で倒れたものかもしれません。
一丁平のテラス。
丹沢の大山が良く見えます。
眼下には津久井の町が広がります。引退後に住みたい町のひとつ、あこがれの場所です。
小仏城山。
山頂下のトイレが水洗になっていました。
残雪が残っています。
小仏峠から相模湖の眺め。
平日とあって中央高速は上下ともに空いています。
小仏から下山、このフェンスのすぐ先が中央高速小仏トンネルの東京側n入り口です。
小仏のバス停も劇的に変わっていました。ここには工事現場にあるような簡易トイレが一つ置いてあったのですが、男女別の水洗トイレに変わっていました。
ちょっと小ぶりな京王バス。
こんな細い道をバスは高尾駅に向かいます。途中、地元の車両と鉢合わせしたりしますが、慣れたものでうまく除けてくれます。
変哲もない田舎道ですが、実はこの道は旧甲州街道。大名行列や江戸城に入城した官軍の一隊もこの道を通ったのです。
今回はともかく昼までに下山することに集中したので、いつもの半分ぐらいしか写真を撮りませんでしたが、それでも施設の激変ぶりに大変驚かされました。