8:15、JR青梅線軍畑駅到着。
一年半ぶり。
準備運動をして、靴の紐を締め直し、8:25に駅を出発。
狩猟が解禁されているので、登山道を外れるなという注意書き、全然気が付かずに、帰宅してから画像を整理していて気が付きました。チェーンソーの音はしましたが、銃声は聞こえませんでしたが。
駅から20分ほど歩いたところにある石垣と民家。いつ見てもすごいなあと思います。
石垣からしばらく、長い急坂の途中に白っぽい瓦の民家があります。
この時期、このお宅では道に面した縁側で柚子を売っています。3個で100円也、一個は柚子湯にして、一個は焼酎に入れ、残りの一個はお裾分けしました。
今回は縁側の横に見事な菊が並べられていました。
これだけ大きく立派な菊を見るのは初めてです。菊というとすぐに仏花を思い浮かべますが、この菊はまったく別のもの、改めて菊という花の素晴らしさを認識しました。
舗装道路の突き当り、砂防ダムの下で一休み。歩き始めてから45分。
砂防ダムを超えて暫く行くと、小さな滝があります。
ここを過ぎて暫く行くと、ガレ場の長い登り、そして杉林のなかのつづら折れの登山道になるはずなのですが・・・
なんと、ガレ場を抜けると、そこにはこんな光景が・・・、杉の植林がばっさりと丸裸になっていました。
狭く、足場が悪く、歩きにくかった登山道はこのように見事に整備されています。
尾根からの眺め、以前はここからは何も見えませんでした。眺めは良くなりましたが、これでいいんですかね。どうやら「なら」などの広葉樹を植えるつもりのようですが。
上成木への分岐点、10:00到着。
ベンチに座って休んでいると、ブーンという鈍い音がして、何かがボトンと落ちてきた。見ると1センチくらいの甲虫が地面でばたばたしています。鈍く光る金色の体、コガネムシの仲間ですかね?
高水山山頂到着、10:28。
高水山から比較的なだらかな道を歩き、岩茸石山の真下に到着。ここから岩だらけの斜面を一気に登ります。
岩茸石山山頂のちょっと下に一本の木が見事に色づいていました。
11:12、岩茸石山山頂到着。
山頂の表示も新しくなっていました。
ここで、しばらく休憩し、景色を眺めながら昼食です。
山頂からの眺め、黒山、棒ノ折山、川苔山方面。
高水山。
この岩茸石山より30メートルほど低いはずなのだが、何度見ても向こうの方が高いように見えるのだが・・・。
なんとなく、紅葉が始まっているのかなあ・・・・・。
30分ほど経つと、人が急に増えてきたので、出発。
岩茸石山を経つころから足が痛くなってきて、歩みが一層遅くなりました。
このルートの私の最短記録は3時間20分、標準的な歩き方で4時間。しかし今回は足の調子の悪さを考慮して5時間で降りようと予定をたてていました。
惣岳山山頂、12:30。
このルートは皇太子ご夫妻が初めて二人で登山をされたコースなのだそうです。(ただし、今回とは逆に御嶽駅から惣岳山-岩茸石山-高水山というコースだったらしい)
惣岳山から30分ほど降りたところに一本の山桜があります。つづら折れの頂点になっているところにあり「遠見の山桜」と呼ばれているそうで、皇太子ご夫妻が休憩された場所だそうです。
遠見の山桜からの眺め。
ここで足がかなり痛みだし、木の根元に座って登山靴を脱いでマッサージをしました。
捻挫が怖いけど、軽いスニーカータイプの靴に変えたら、少しは楽になるでしょうか。
14:11、御岳側の登山口に到着、たっぷり6時間かかりました。
平日は電車の継続が悪く、何度も乗換えて家に帰りました。