6時過ぎに家を出て8時過ぎに1号路に入る。
本当はもっと早く出るつもりだったのだが、F1の予選の録画を見ていて遅れてしまい、しかも八王子行きの準急に乗ったため北野で乗り換えるところを、寝ていてパッと目が覚めたらホームの向かいに高尾山口行きの電車が停まっていたので飛び乗ったら、これがずっと手前の府中の駅で、高尾山口への到着が30分以上遅れてしまった。
いつもは6号路や稲荷山ルートを登ることが多いのだが、この日は4号路に多いブナを見ることが目的。1号路を登り、この浄心門の横から4号路に入ります。
昨年しばらく工事をしていた4号路ですが、斜面がむき出しで何だか痛々しいです。
4号路に入ってすぐに木々の間から圏央道が見えます。
浄心門の合流から200メートルほど行ったところに、大きな崩落の跡がありました。昨年の通行止めは倒木が原因だったように記憶していましたが、この崩落も原因だったのかもしれません。
これが今回の目的のブナ・・・かな?
頂上のビジターセンターで図鑑まで見せてもらったのだが、結局はっきり判らず。今度ガイドツアーにでも参加しよう。
4号路名物のつり橋。9時過ぎではまだ人もまばらです。
4号路を最後まで行かないで、途中から1号路と合流するルートを行くと、木製の階段が出来ていました。稲荷山コースや、1号路の薬王院奥の院の裏にもこのような木製の階段やデッキがあります。
コストはだいぶ高いと思いますが、人が直接斜面を踏むことがないので自然には優しいように思います。加えて丸太を使った階段よりも数段歩きやすいので、私は大歓迎です。
階段を上り終ると、山頂下のトイレから200メートルほどの所に出るのですが、目の前にいきなりこんなものが出現。
水道のタンクのようです。
二年ぐらい前にできているはずですが、いつもはこの場所を通らないので初めて見ました。
山頂から道志、丹沢方向の眺め。
大室山は見えますが、富士山は雲の中です。
山頂から一丁平に向かう道端にこんな花が咲いていました。
ユリ、だと思うのですが・・・
先端にこんなアーティチョークみたいなものが・・・・一丁平に行くまで二株見ましたので、珍しいものではないと思いますが、なんという花でしょう?
大きく見えますがこの蝶のは1円玉くらいの大きさです。
そして10時40分、この日の目的地の一丁平に到着。
一丁平から津久井の(と思われる)街の眺め。
往路は山頂からこの階段を降りてきたのですが、帰りは左側の北側の巻き道(5号路)を歩きました。
そのまま来た時と同じ4号路をたどり、浄心門の下あたりから2号路に入ります。
ケーブルカー駅の下あたりから蛇滝へ至るコースへ。
山頂近くはこのような歩きにくい階段が続き、その下は急で滑りやすいつづら折が続きます。
石が浮いて滑りやすい登山道を緊張しながらしばらく降りると、水の音が聞こえてきます。さらに降りると、目の前にこのお堂が現れます。
薬王院の滝修行場で、このお堂の右奥に蛇滝があります。立ち入り禁止の上に、写真を撮りにくい雰囲気で、琵琶滝より数段霊的な力が強いように感じました。
久しぶりの山行で、不覚にも足が痛くなってしまい、ほうほうの体で登山道を降り切ると、こんな立派な建物がありました、老人ホームのようです。
そして目の前にドーンと、建設中の圏央道の橋梁です。左が青梅方向、右に行けば高尾山の山腹を貫くトンネルがあるはずです。
反対運動もだいぶ下火になっていると聞きましたが・・・。
橋梁をくぐってしばらく行くと蛇滝のバス停、ここでバスに乗って高尾駅に戻りました。
バス停の向かいに豊かな湧水があり、顔を洗わせてもらって生き返りました。
1時半ごろ高尾駅到着。駅前のコンビニでノンアルコールビールを買い込み、アルコールが入っていないはずなのに車内で爆睡。2時半ごろには新宿到着。
足が痛くなったのは想定外でした。それにしても北斜面はきついなあ。