東北出身のJリーガー、小笠原が「避難所にテレビを置けないか」と訴えている。
震災が発生した時、私はビルの30階にいたのだが、テレビが無く、インターネットの文字での情報は、速報性とはほど遠く。かろうじて携帯電話のワンセグテレビの小さな画面を数人で見つめていた。
後日ユーチューブで見ると、各テレビ局、特にNHKの報道態勢は素晴らしく、改めて災害時のテレビの力の凄さを認識した。
かように情報元として利用価値の高いテレビだが、殆どの避難所には設置されていないらしい。いまだに電気が復旧していない状況ではむずかしいだろうが、なんとかならないものだろうか。
被災者が自分達の置かれている状況を、あるいは政府、自治体の対応を第三者の情報で確認することは大切なことだと思う。
先週からバラエティー番組も復活しており、ストレスの多い避難所生活の気晴らしにもなるのではないか。
なんとかならないものか。
例えば、東京のキー局と呼ばれるテレビ局各社が協力して、テレビ、アンテナ、電源装置(あるいはバッテリー)を各避難所に1セットずつ寄付するとか・・・。中には取材だの報道の自由だのといって、やりたい放題やっている会社もあるそうだし、それぐらいしてもバチはあたらないと思いますがねえ。
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