久しぶりの高尾山 城山から尾根を辿って日影沢へ | スーパーB級コレクション伝説

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 11月6日、高尾山に行ってきました。

 7時30分新宿発、8時17分高尾山口着、すでに駅前はこの賑わいです。



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 ケーブルカー清滝駅前もこの騒ぎ。




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 この日のルートは6号路・飛び石下から稲荷山コースに上がり、5号路を時計回りに歩いて紅葉台下から一丁平へ、ここで戻って1号路で下山ということだったのですが・・・・。

 飛び石到着9時35分。


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 結構水量は多いですね。

 ココを登ってしまうと、地獄の階段を避けることが出来ないので、左の稲荷山コースへの連絡路に入ります。







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 連絡路の途中にはこんな表示が。紅葉シーズンの混雑対策で、11月いっぱい6号路は登り専用。




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 稲荷山コースとの合流地点。右手の人が三人いるところが6号路への連絡路。

 実はこの連絡路、今回初めて歩いたのですが、思ったより短く、階段もなく拍子抜けしました。




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 さて、込み合う山頂を避けて、山中某所の紅葉の穴場へ。



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 ほんのちょっと紅くなっているかなあ・・・・。

 ココで休憩。




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 10:35、一丁平の広場に到着。

 ここのトイレ、水洗になっていました。手洗いの水も自動式!



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 一丁平の展望台から。

 富士山が良く見えますが・・・、なんか奇妙というか、中途半端な雪の積もり方ですねえ。


 さて、この展望台がこの日の目的地。しかし、時間はまだ11時前。思ったよりペースが速いので、このまま城山まで行き、日影沢林道に平行する尾根道を通って日影沢まで降りることにしました。





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 城山下の表示板、北斜面の巻き道を選択。



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 暫く林の中の登山道を進むと、開けた眺望が目に飛び込んできました。

 ここは花粉症対策のために針葉樹を伐採して広葉樹を植えているのだそうで、おかげでこのような素晴らしい眺望を楽しむことが出来ます。

 この画像の左側の斜面の林が途切れているところが林道なのですが、ここから尾根道に入る場所がわからず、情報収集のために一旦城山山頂に登ることにしました。




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 小仏城山山頂のアンテナ。

 電信柱の下を進むと林道に出ます。

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 山頂の賑わい。

 最近は観光客もこの辺りまで来る人も多いようです。

 ここで11時半、昼食のおにぎりを二ついただきました。



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 さて、地図には太線で載っている尾根道も案内板には表示されておらず、通りがかりの人に聞いても誰も知らず、仕方がないので林道を歩き始めました。入り口がわからなかったら、林道で降りるつもりです。

 
 城山下の林道の終着点から100メートルも行かないところに、黄色いペンキの表示を発見。どうやらここが登山道の入り口のようです。

 ほとんど人が来ないらしく、道が踏み固められていませんが、道に入って暫く行ったところに木のベンチがあり、ここが登山道だと確信。


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 暫くはよく手入れされた林の中を進みます。

 途中、こんな看板が。さすが農大、記念植樹は一本二本の植樹ではなくて林です。



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 木は手入れされ、下草も刈られていますが、なにせ道が判りづらい。

 このように所々に白いマーキングがされて登山道を教えてくれていますが、これがなかったら間違いなく迷ってしまうでしょう。暗くなったら遭難必至。



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 途中で見かけた朴(ほう)の木。

 居酒屋で見かける姿と違い、みずみずしい美しい姿を見せてくれます。



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 このコースはアップダウンが多く、このような結構急な斜面もあるのですが、階段などは全くありません。



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 手入れされた杉林を抜けて暫く降りてゆくと、今度は熊笹の群生地に出ました。



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 さらに降りると今度は完全な雑木林。

 ここまで来ると、登山道というより獣道。まるで樵かマタギになった気分です。

 土壌は滑りやすく、人が殆ど通らないらしく踏み固められていないため、落ち葉や土に木の根が隠れていて、非常に歩きにくい。常に緊張を強いられる道です。一回見事に転んでしまいました。




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 雑木林の中で、木肌に綺麗な木の葉の影が映っていました。

 よく見ると、何かいるぞ・・・・・・



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 おお、仮面ライダーだ!


 

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 だいぶ降りてきて、この辺りまで来ると沢音も聞こえてきます。

 ここまで来るまでに、日影方向から上がってきた年配の男性に一人会っただけ。高尾山とは思えないほど人がいません。

 昔は稲荷山コースや6号路なんかもこんな感じだったんでしょう。



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 藪の中を抜けると、いきなりこんな風景が・・・・。沢の向こう側が林道です。

 沢を渡ってきた人に聞くと、橋はなく、林道に出るにはこの沢を渡るしかないそうで。

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 濡れないように苦労しながら沢を渡りました。

 冬場、沢が枯れている時なら良いですが、殆どの季節で沢を渡らないとこの登山道に入ることが出来ない訳です。

 このルートに人が少ない訳はこれだったんですね。

 せめてもう少し渡りやすい飛び石を置いてくれると良いのですが。



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 林道に這い上がると、楽しそうにカップルが歩いていました。



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 麓からの登り口が非常に判りづらいですが、林道が急に狭くなるこの場所が目印。



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 林道からバスが通る都道に出て暫く歩きます。

 JR中央線と中央高速。トンビがのどかに円を描いています。



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 いつも電車やバスの中から見ていた釣堀。



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 釣堀のちょっと高尾寄りにある喫茶店。

 以前から気になっていたので、寄ってみることにしました。



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 店の名前は”ふじだな”だニャン。

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 テラス席から見上げる空は、すっかり秋模様。



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 クッキー付きで300円也。

 30分ほど休んで、バスで高尾駅まで出ました。


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 14時15分高尾駅出発。

 駅前のファミリーマートで買った一番絞を飲み、新宿駅まで爆睡。