Dell Dimension 4300。
ウチのパソコンである。
もう7年も前に買ったパソコンをそのまま使っている。いい加減買い換えれば良いのだが、これと言って故障もないし。新しいパソコンにデータを移すのが面倒くさくてそのままにしている。
しかし、コイツが重くてかなわない。
もちろん重量の話ではなく、動きの話。
しかも最近は立ち上げるたびに『仮想メモリーが不足しているために・・・云々』と言うメッセージが必ず出るようになり、うっとうしくてかなわないのでメモリーの増設をすることにした。
最近のパソコンは1ギガ2ギガのメモリー容量は当たり前だが、こいつは元々256メガしかない。それに512メガのメモリーを1枚加えて、見た目の数値は768メガになっているが、実はこの機種は512メガしか使えない。
PCの専門誌を見ると、この世代のパソコンはメモリーの増設などせず、新しい機種に交換した方が得策、とケンモホロロである。
それでも増設後はサクサクとは行かないまでも、イライラする寸前、くらいの速さで動くようにはなった。まあ、動画のダウンロードでもしない限りは大丈夫かと・・・。
メーカーのホームページにこの4300の部品交換方法が載っておらず、類似品のDimension4500を参考に行った。
作業はメモリーカード1枚差し込むだけなのですが、作業に入るまでのパソコン周りの掃除が大変!PC内部にも大分ホコリが入り込んでいたので掃除機の先に尖ったノズルを差し込んで慎重に吸い込みました。
いざ、カードを差し込もうとすると、本体側のガイドの凸とカードの切込みが微妙にずれていたらしく、スロットにはめ込むのに少々苦労しました。
何とかだましだましカードを装着。蓋を閉め、ケーブル類を元に戻して電源スイッチを押します。果たして正常に起動するか・・・・、不安と期待感の入り混じった一瞬。普段見慣れないウィンドウズのチェック画面が現れてたじろいたものの、無事通過。何事も無かったように、僅かに速度の速くなったDimension 4300は立ち上がったのでした。
めでたし、めでたし。