会社帰りに秋葉原に行ってきました。
駅を降りると、遠い昔、子供の頃にどこかで感じたことのある奇妙な緊張感を感じ、一瞬足がすくみました。
被害者が息絶えた場所なのでしょうか、歩道の街路樹の下に飲み物と花がたむけられています。
むせ返るような花の匂いが、被害者の無念さを語るようです。
この交差点が悪夢の現場となりました。
今日は登山の道具を買いに行ったのですが、その登山用品店はこの交差点のすぐそば。
実は日曜日に出かけるはずだったのですが、土曜日の高尾山-小仏峠のトレッキングが思ったより体に応え、外出をやめたのです。
本当なら自分がいたであろう場所をテレビの画面の中で見ながら、背筋が寒くなりました。
交差点には献花台が置かれています。
治安の問題とは結局心の問題なのではないかと、テレビを見ていて思いました。
合掌。