今話題の新銀行東京。
400億円税金投入だって?
どこかの金融機関に事業の引取りを頼んだら持参金1000億円要求されたそうだ。
この際1000億でもいいから払って銀行を閉鎖すべき。
都議会はもめているが、多分400億の拠出で収まると思う。しかし今回の400億だけで終わるとは絶対に思えない、二弾、三弾目の追加融資が発生し、最後には2000億円くらいになるはず。
ここで1000億払ってぶった切ったほうが利口。
政治家や役人にこういう感情を持ったのは初めてだが、石原知事は私財全額提供すべき。そして1000億払って銀行は閉鎖、知事は辞任。
この銀行のプロジェクトは明らかに石原知事の思いつきで、事業化についての調査、準備が無さすぎた。金融業はボランティアでは出来ない。
石原知事は、準備不足は役人のせいと言うだろうが、普段から恫喝的な発言を繰り返すお殿様に、生活がかかっている下々が逆らえるはずが無い。
何かにつけて、部下、役人のせいにするのは石原さんの常套手段だが、あの人は若いころからずっとスター街道を歩いてきせいか、弱者の気持ちが全く判っていない。
いや、きっと判っているつもりで、理想論を振りかざしているのだろう。
粛清に怯える役人たちは、まず新銀行の発足ありきで、事業として成り立つかどうかなど二の次だったのだろう。
石原知事の責任は極めて重い。
この写真は新銀行東京の本社のある大手町のビルのものだが、今から四年ほど前、このビルで新会社発足のセレモニーが賑々しく行われていたのがつい昨日のようだ。
あの時、今ような悲惨な状況になるとは誰が思っただろう・・・・・と書きたいところだが、石原都知事以外はほとんど今日の姿が見えていたのではないのか。
大手町と言えば、このビルの近くに、同じような事業内容の日本振興銀行というのがあるが、こちらも一時は随分新聞を賑わせていた。
まさかこのブログで取り付け騒ぎになるとは思えないが、風説の流布なんて言われない様に言葉を濁しておくが・・・・・。
どうも最近大手町は方角が悪いようだ。