リレンザ(インフルエンザの特効薬) | スーパーB級コレクション伝説

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 土曜日の深夜、小学生の息子が高熱を出した。

 夕方から何となくぐずぐずしていたのだが、たいしたことはないだろうと油断していたのだが、朝 熱を測ると39度近くある。


 区役所のホームページで休日当番医を調べ、車で10分ほどの小児科へ。

 検査をしてインフルエンザだと判明。二回も予防接種をしたのに何てことだ!でも、予防注射をしていたので症状が軽くて済んだらしい。


 タミフルを処方してもらったのだが、口に入れただけで吐き出してしまう。オブラートに包んでもダメ。子供用の薬を流し込むピーチ味のゼリーを買ってきて試したが、小分けにして二サジほど飲めたものの、途中で嘔吐してしまい、どうしても飲み込めない。


 初めて行った病院だったのだが、とても親切な先生で、再度訪ねて先生と相談して、タミフルを諦めて、リレンザを処方してもらった。

 聞けばタミフルというのは、とてつもなく不味い薬だそうで、確か大人用はカプセルだったと思うのだが、子供用は一回の分量が少ないので粉で出すのだと思う。



1

 これがリレンザの吸入器。

 リレンザは粉を吸引するタイプの薬です。



2

 キャップを外したところ。

 右側の突起を口にくわえて吸い込みます。



3

 器具を分解したところ。

 

4

 これが薬の本体。

 このシートを器具の緑色の円盤にセットして、吸い口と一緒に本体に戻し、専用の爪でシートに穴を開けて中の粉を吸い込みます。

 半球形のカプセル二個で一回分。


 この薬も受け付けない子供がいると先生は心配されていたのですが、幸い息子はリレンザは難なく吸引することが出来、一安心。

 日曜日の夜には熱も37度に下がっていました。


 タミフルが出るまでは、このリレンザがインフルエンザの特効薬でした。しかし、吸引という方式、専用の器具にちょっとした操作のコツがあるなどで、少々敬遠されていると聞いたことがあります。

 しかし、小学生以上でタミフルのカプセルに満たない投薬量を必要とする子供は、粉でタミフルを与えるよりは絶対にリレンザの方が良いと思います。体が受け付けなければ何もならないのですから。


 さて、熱は下がったと言っても、インフルエンザは発熱のピークが二回来るとも聞いていますし、10歳以下の異常行動は報告がないと言っても、先生から「絶対に目を離さないで下さい」と言われているので、まだまだ安心出来ません。本人は至って元気で、一人ヒーローごっこなどを始めているのですが・・・・。


 タミフルを4日分処方してもらって、追加でリレンザを5日分。いかに子供の薬といえどもかなりの金額のはずなのですが、私が住んでいる自治体では中学三年生まで医療費が無料。本当に有難いことです。