茹で上げられたパスタの上に挽肉がたっぷり入ったチリビーンズ、その上に細かく刻んだキャベツと水菜が散らされ、トマトをふんだんに使ったサルサソースがかけられている。ソースの上にリボンに結ばれた揚げたパスタが乗っているのは料理人の遊びか、それともタコスのシェルの象徴のつもりなのか。
ここの日替わりメニューのいいところは野菜をたっぷり味わえるところ。この日のメニューもトマトと豆というエスニックな取り合わせをサッパリと味わえ大満足だったのだが、果たして550円で採算が取れているのかと、他人事ながら心配してしまう。
ただ一点不満なのは、タコス風と言うからにはやはりキャベツではなくてレタスにしてほしかった。キャベツではどうしてもシャキシャキではなくて、バリバリという食感になってしまうのだ。水菜という野菜は本当に癖がないすばらしい野菜で、何にでも合うことをこのメニューで再認識した。
この日、ちょっと用事があっていつもより20分ほど早めに行ったのだが、帰り際に調理場から「いつもありがとうございます。」と声をかけられて焦ってしまった。もしかしたらこのブログのこと読んでるのなか・・・?