北京風海鮮チャンポン定食 | スーパーB級コレクション伝説

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ほぼ週刊チョロQ通信の兄弟ブログ。チョロQ、モータースポーツ以外の、グルメ、変なものコレクションなどを紹介してゆきます。

 内モンゴルにトラックバックである。
 銀座一丁目 天津飯店。カレーで有名なニューキャッスルの隣である。
 以前会社がこの近くにあって良く行ったのだが、言うなればこの日はブログのための取材。
 北京風海鮮チャンポン定食。
 天津なのに北京風とはこれいかに、しかも激辛。私の認識では北京料理はあっさりとした癖の少ない味付けのはずだが・・・
 麺の上にイイダコ、イカ、エビ、豚肉と白菜の細切りを炒め煮した具がたっぷり乗っている。具ももちろん激辛、スープも激辛。しかし、白湯と白菜の甘味、海鮮の旨みがうまくバランスし、絶妙な味を作っている。しかし、いかんせん辛い。以前はスープまで完食したこともあったが、今はダメ。
 麺は手打ち。しかも麺棒でのすのではなく、なんと言うのか、小麦粉を練った塊を両手で持って伸ばし、それを二つに折って振りながら伸ばし、また二つに折って伸ばし・・・といった方法で作った麺である。コシというより、独特のモチモチ感が楽しめる。
 この海鮮チャンポンに小ライス、細切り沢庵、茹で上げた餃子が三つ、それに杏仁豆腐が付いて税込み819円。この麺の中に茹餃子を入れて、暖まった頃にフハフハ言いながら食べるのが通である。
 数年前から辛いのが苦手な人用に塩味白湯チャンポンというメニューもある。こちらもウマイ。

 この店、一歩中に入ったらそこは中国である。帳場のオバチャンは日本人のようだが、あとはみんな中国人。カウンターの向こうの調理場からは中国語で怒鳴りあう声が聞こえ、判るのは『マーボードーフ』ぐらい。ホール係りも客と話す時は日本語だが、それ以外は中国語。
 何を食べてもハズレは無いのだが、ただ、調理人が変わるせいなのか、たまに味に偏りを感じることがある、ネットで評判を見ても賛否両論である。マスコミに取り上げられることがほとんど無いのも、このあたりが原因か。昼はいつも満遍なく混んでいるが、行列をすることはほとんど無い。
 銀座、京橋、有楽町辺りに出没するサラリーマンの穴場的な店である。