もう一つのジバンシー。
やはり18年前にシンガポールで購入。時計屋のオヤジは”モスリム”と呼んでいた。マレー系のイスラム教徒向けに仕入れたの製品と思われる。
文字盤はアラビア語、6時の真上にはアラビア語で「ウォッチ」と書いてあるらしい。(社内で唯一アラビア語が出来る後輩に読んでもらった)
文字盤を見てほしい。普段我々が使っている数字を”アラビア数字”と呼ぶことがあるが、全くその通りで、1、2、3、6、7、9、10と、なるほどこれが起源かとうなずかせる文字が並んでいる。針の先はモスクの尖塔の形になっている。漢字の方は金好きな華僑好みに金だったが、こちらはシックな黒。
こちらは未だに現役である。恐るべしイスラム・パワー?